• 尾上 菊之丞 先生

    尾上菊之丞(三代目)
    日本舞踊尾上流四代家元
    尾上流三代家元・二代尾上菊之丞(現墨雪)の長男として生まれ、2歳から父に師事し、1981年「松の緑」で初舞台。
    1990年尾上青楓の名を許される。
    2011年尾上流四代家元を継承し、三代目尾上菊之丞を襲名。
    1999年より自身のリサイタルを開催し、新しい舞踊作品創りに取り組む。
    2008年より藤間勘十郎両氏と共同で「趣向の華」、2010年より茂山逸平氏と共同で「逸青会」を主催し、脚本や演出にも取り組んでいる。
    その他、林英哲氏(太鼓奏者)を筆頭に数多くの芸能者とのコラボレーションにも挑戦している。
    歌舞伎の振付師としては「NINAGAWA十二夜」「マハーバーラタ戦記」等、尾上菊五郎劇団の作品をはじめとして、市川猿之助主演スーパー歌舞伎Ⅱ「空ヲ刻ム者」「ワンピース」、市川染五郎(現・松本幸四郎)主演の歌舞伎ラスベガス公演「鯉つかみ」「獅子王」や歌舞伎オンアイス「氷艶」等、花形俳優の新作歌舞伎の振付を多く手がける。
    その他、宝塚歌劇団、OSK日本歌劇団の振付、蜷川幸雄演出「僕の四谷怪談」、渡辺えり演出「瞼の母」等の振付・所作指導。
    花街舞踊、新橋「東をどり」・先斗町「鴨川をどり」では花柳界の師匠として演出・振付を手掛ける。
    2010年舞踊批評家協会新人賞、2012年花柳壽應賞新人賞受賞
    2010年舞踊批評家協会賞