終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

「人生にエンタメを」

2025年2月14日(金)14:00~
【第117回】講師:なるせ ゆうせい 先生

ANNOUNCEMENT

古賀Facebookより

【第117回AT-1告知】
第117回のエンジェル寺子屋一番館(AT-1)の募集を開始します!
開催日は2025年2月14日(金)で、講師には映画監督のなるせゆうせい先生をお迎えいたします!

なるせ監督のことは、反グローバリズム界隈であればご存じの方も多いかと思います。
三橋さんも監修に関わられている、緊縮財政をテーマにした「君トン」こと「君たちはまだ長いトンネルの中」をはじめとして、技能実習生のリアルを描いた「縁の下のイミグレ」や、奨学金の闇にスポットを当てた「威風堂々」等、『社会派青春コメディ』というジャンルを確立され、素晴らしい映画を作り続けておられる奇才の監督です(^ ^)
そしてなるせ監督は、大経連のメンバーでもいらっしゃいます!

当日はそんななるせ監督を講師にお迎えし、「人生にエンタメを」というテーマでお話しいただきます。
「社会問題を取り上げる手段としてなぜエンタメなのか?」というような本質的な内容はもちろん、エンタメ業界の内部事情等についても赤裸々に語っていただく予定なので、動画を撮影しないAT-1ならではのオフレコのお話がたくさん聴けそうですね!
バレンタイン当日、私も今からめちゃくちゃ楽しみです!

SEMINAR REPORT

セミナー議事録

《管理人の独り言》

講話を拝聴いたしまして「作品を通じて問題提起をするが、あえて結論づけない(答えを用意しない)ことで、作品を見た方自身で考えてもらう」というなるせ先生の想いに興味が湧きました。

今の社会課題にエンタメという角度から切り込むことで、眉間に皺を寄せずに、多くの人が関心を持てることに希望を抱きました。

会場に足をお運びいただき、そしてワークショップにも参加いただきありがとうございました。
来年度の6月までAT-1の詳細が決まっておりますので、下記をご確認ください。
引き続き皆様にご参加いただけますと幸いです。

《セミナー・懇親会風景》












《参加者みなさまのご感想》

・嘆きたくなる現実を多くの人に知ってもらいたいのですが、どのように伝えれば良いのか、、、学べば学ぶほどその難しさを実感しています。なるせ監督の様に、エンタメを活用し、独特のユーモアで、面白く、わかりやすく伝える術は絶妙で素晴らしいです。 まずは自分のこととして考える、そして行動に移す。映画を観た人が大事なメッセージを受け取れば、世の中が変わる希望を持ちました。

・サービス精神満載で楽しいお話でした。多くの人に楽しんでもらえる作品作りの基本でしょう。難しい社会派のテーマを伝えるための素晴らしい作戦です。

・世の中の渡り方、飯の食い方、独学で自分の中心に問い合わせて、自分流を積み上げてく。だからこそフレームに囚われること無く表現できるんだろうなと!舞台を観た時の空気感が心地よかった。おそらく生き方が心地良いんだろうと勝手に推測。

※たくさんの中のほんの一部になりますが、抜粋して掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

《古賀Facebookより》

【第117回AT-1報告】
昨日は117回目のAT-1でした。
今回は映画監督のなるせ ゆうせい先生を講師にお迎えし、「人生にエンタメを」というテーマでお話しいただきました。
たまたまバレンタイン当日でしたが、なるせ監督の魅力なのか何なのか、普段に比べて参加者の女性比率がかなり高かったです(笑)
前半の講演では監督の生い立ちから大学でエンタメ業界に飛び込むまで、そして飛び込んでみてからの波瀾万丈な半生を聴かせていただきましたが、監督の人生そのものがまさにエンタメでしたよね!

後半の対談でも話しましたが、監督が駆け出しの頃に無我夢中でやられてきたいろんなことが、実は営業理論的にもとても理にかなっていたりして、流石の感性だなぁと感じました(^^)

また、「とにかくたくさんのことにチャレンジして、その中から少しずつ消去法で削っていった結果として今の仕事(立場)が残った」と言うお話もとても面白かったです。
自分の「お役目(好きで得意)」を見つけるのって案外難しかったりするので、迷っているくらいなら、しのごの言わずにとにかくやってみることも大切ですよね!

お話の後にはいくつかワークショプもやってもらったのですが、これがまたとても興味深かったです。
プロの役者さんの世界というのも本当に深いものだなぁと。
A:こんにちは
B:こんにちは
A:どうしましたか?
というシンプルな会話のワークでは、台本の言葉だけからその世界観を表現する難しさと共に、文字コミュニケーションの限界も感じました。
成熟した大人にとっては、「行間を読む」という能力もとても重要ですよね。
後半の対談では、監督の『社会派青春コメディ』の作品についての解説や思い入れを詳しく伺いました。
・消費税(緊縮財政)をテーマにした「君たちはまだ長いトンネルの中」
・技能実習生のリアルを描いた「縁の下のイミグレ」
・奨学金の闇にスポットを当てた「威風堂々」
・ふるさと納税の問題点(矛盾点)を描いた「のうぜい合戦」(舞台)
これらそれぞれについての話をご本人の口から生で聞けただけでも、参加された方々にとってはお得感満載だったのではないかと!

その他にも、業界の裏話やこれから監督と大経連で一緒にやっていくことなど、たくさんのお話ができました。
私も芸能界のことには少し詳しいので、そちらのディープな話と企業経営やマネジメントの共通点等で結構盛り上がりました。
今回も最後にYouTubeを撮りましたので、来週か再来週あたりの公開をぜひお楽しみに!
なるせ監督は本当に素敵な方ですが、その魅力は最終的には「人間が好き」と言う部分に尽きるかと。
終盤で「北風と太陽」のお話もされていましたが、私(というか大経連)も同じく北風ではなく太陽でありたいと思っており、そのやり方で世の中を少しでも良くして行ければと考えております!

改めまして、バレンタイン当日にも関わらず(笑)お時間を作ってたくさんのお話と笑顔を届けてくれたなるせ監督、そしてお忙しい中に全国からお集まりいただいた皆さん、昨日は本当にありがとうございました。
懇親会まで含めて、笑顔の絶えないとても楽しい一日でした!

次回は3/13にむすびの里の「おやじさん」こと荒谷卓さんをお招きしますので、ぜひ来月もお楽しみに!!