終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

「お金に心の色をつける〜四則和算による日本発の世界維新〜」

2023年1月17日(火)13:30~
【第92回】講師:光吉 俊二 先生

ANNOUNCEMENT

古賀Facebookより

【第92回AT-1告知】
次回のエンジェル寺子屋一番館(AT-1)の募集を開始します!
新年一発目の開催日は令和5年1月17日(火)で、講師には天才数学者であり、芸術家であり、ガチの格闘家でもある光吉俊二先生にお越しいただきます。

光吉先生のことは、以前にFBにもアップしましたので覚えている方もいらっしゃるかと思います。
そう、あのド派手なHAMMERに乗っておられる東大教授です。
このエピソードや超異色の経歴からも分かる通り、光吉さんは文字通りの"天才"です。
(そう言えば前回の講師も"天才"でしたw)
FB等での発信もちょくちょく拝見しておりますが、ぶっちゃけ私も半分も理解できておりません(笑)

光吉さんとの出逢いは、同じ東大教授繋がりの矢作さんの塾のスピンオフでの講演会。
そこで光吉さんの専門である(というか光吉さんが開発された)「四則和算」というモノを教えていただいたのですが、これが分かるようで分からない。
しかし光吉さんによると、これを使えば世の中のほとんどのことを数式で表すことができるようになるそうです。
まさに今回のテーマに含まれる「お金に心の色をつける」こともできるそうで、《人を喜ばせて得たお金》と《人を騙して得たお金》の区別も可能になるのだとか。
個人的にここにはめちゃくちゃ興味があります。

ちなみに、元々光吉さんと知り合いだったのは由美姐こと赤尾由美さんで、由美姐は(十数年前に)光吉さんから矢作さんを紹介されたらしいです。
人のご縁と言うのは、どこでどう繋がるのか本当に分からないものですね。

今回は、そんな"天才"光吉さんに「お金に心の色をつける〜四則和算による日本発の世界維新〜」と題して、実に2時間半に渡ってお話しいただきます。
私もどこまで理解できるかちょっと不安ではありますが(笑)、皆さんと一緒に新しい概念を学べればと思っております。

今回は新年一発目ということで終了後に新年会もやりますので、ご都合のつく方はぜひ楽しく飲みながらいろいろ語り合いましょう!

SEMINAR REPORT

セミナー議事録

《管理人の独り言》

今年一回目の講師は、あの人型ロボットPepperに“感情”を与えた天才研究者、東大の光吉俊二先生にお越しいただきました!

テーマは【「超限戦」を呑み込む戦略と「四則和算」】ということで「四則和算」についてお話を伺いました。
以前にも一度お話しを聞く機会があり、その時は光吉先生の強烈な印象と初めての四則和算のお話しでほとんど理解できませんでした、、、
今回は先生お手製の気合の入ったスライドと2時間半にわたる講話のおかげで、前回よりも理解を深めることができました。
とは言っても、やはり日常的に使っている「四則演算(+,-,×,÷)」を基本として考えると頭が混乱してしまい何度も思考停止しました(汗)

私はそもそも「和算」というものを光吉先生のお話しを聞くまで知りませんでした。
これまで学校でも教わったことがなく、現代では西洋数学が当たり前で和算が特殊なものに感じてしまいますが、むしろその逆で、江戸時代では日常的に使われていた日本人独自の算術であることを教えていただきました!

特に興味深かったのは後半のお話でした。
光吉先生が発明された、四則和算の中の“裏算”は曖昧さや表裏一体が認識できる日本人だからこそ理解ができ、二元論的発想の西欧人には理解できないというお話し。
・葛飾北斎の浮世絵→物語全体を視覚化することができる感性を日本人は持っていた。
 (はせくら先生も全く同じことをお話しされていました)
・幽幻など見えないものを認めていた我々の祖先は表裏の文化を感覚的に理解していた。
このようなお話はこれまでの講師の方々から教えていただいたことにも通じていたので、とてもよく理解できました。

来月は東京大学講師の富山先生にお越しいただき「哲学」についてお話しいただきます!!
皆様のご参加をお待ちしております^^

《セミナー・懇親会風景》







《参加者みなさまのご感想》

・正直、ほとんど理解できませんでした。ただなんとなく日本人だから理解できる、日本人しか理解できないというところに嬉しさと理解できる柔軟な感覚を磨いていきたいと思いました。

・光吉さんの話はもちろん文系の私には難しいですか、未来に希望が持てて、元気になります!日本語と大和和算を理解する若者が世界に大調和をもたらしますね。

・大和算が今後の世界をどのように変えていくのかということはまだ理解できてはいないですが、もともと持っている日本人としての感覚で乗り切っていきたいと思います。にしても脳が爆発寸前です(笑)

・お金に色をつけるの話は、以前からマネー中心の社会を変えたいと言っている古賀さんとの調和が見られてすごく良かったです。ぜひその世界を実現していくべく協業できたら素敵だなと思いました。

※たくさんの中のほんの一部になりますが、抜粋して掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

《古賀Facebookより》

【第92回AT-1報告】
昨日は令和五年最初のAT-1でした。
東大の"天才"光吉先生を講師にお迎えし、『「超限戦」を呑み込む戦略と「四則和算」』と題して、光吉さんが発明された「四則和算」を中心に、多岐に渡って様々なお話を聴かせていただきました。 改めて私の告知文を読み返すと「なるほどそういうことね!」と頷いていただけるかと。 全体を通した本質的なテーマとしては「日本(やまと)の可能性」だったかと思います。

参加された皆さんは、まず光吉さんの見た目のインパクトに圧倒されてました。
ちなみに昨日の夜の東京の気温は5〜6℃だったかと思いますが、光吉さんはあのタンクトップのままで懇親会会場まで向かわれました(笑)

それで肝心の中身ですが、皆さんは「四則演算」という言葉は聞き慣れているかと思います。
この中の「割り算(またの名を魔法の引き算)」ってヤツが実はとても厄介で、光吉さん曰くあれを作った(というか世界に広めた)のは、イギリスのニュートンらしいです。
この「割り算」が欧米お得意の「二元論」を強烈に補完していて、さらには「大英帝国(とユダヤ金融)が戦争と金儲けのために割り算を使った!」という壮大な話に繋がって行くのですが、ここではその詳細は割愛します。

光吉さんは元々「世間では1÷2=0.5とされているが、リンゴを2つに割ると(半分の)リンゴが2つになる。であれば1÷2=0.5+0.5となるハズなのに、残りの0.5はどこに行ったんだ!」というシンプルな疑問からスタートして、「切算(きりざん)」「動算(どうざん)」「重算(かさねざん)」「裏算(うらざん)」という「四則和算」を完成させました。
これらは全て、数式で表すことができる紛れもない「数学」なのですが、文系の私にはちょっと難しい代物です。。。
特に最後の「裏算」には「反界」と呼ばれるモノが関わっており、個人的には量子学のその先の学問のようなイメージですかね。

「裏算」を使えば、「我々一人ひとりの"意識"が、外界の様々なモノに影響を与えている」ということが、数学的に説明できるようです。
これを更に進めていくと「核兵器の無効化」なんかも理論的には可能になるそうで、もしこれが実現すれば世界平和が一気に現実的になってきますよね。

「超一流のスナイパーは、標的に弾が当たった後で引き金を引く」という話も出ていましたが、これはおそらく"ゾーン"とか"中今"と言った概念と同じで、縄文人はこういうことが日常的にできていたのでしょうね。 こういった力は江戸時代までの日本人にも一部残っていたハズですが、残念ながら明治以降(特に戦後)にほとんど失ってしまいました。
しかしこれは自分たちが気付いていないだけで、間違いなく我々の中にはまだ存在していると私は思います。
この力を取り戻して行くことも「人類(宇宙)の生成発展の為に、我々日本人が担うべき役割」の一つであり、おそらくその鍵は「"科学(唯物論)"と"マネー(新自由主義)"からの脱却」だと私は考えています。

この「四則和算」に関する詳細もネットやYouTubeにたくさん出ているので、興味のある方は調べてみてください。
これ自体はちょっと難解なのですが、光吉さんは「四則和算こそが世界を救う!」と信じて活動されており、「俺がボタンを押せば使えるようにするから、みんなはこれを使って世界を良くしてくれ!」とおっしゃっていました。
このような役割分担こそが、まさに「大調和」ですよね。

ちなみに、東大でこれらを学んだ外国人(主に中国人)留学生には、下記の顕著な変化が見られたそうです。
・会話の際に主語を使わなくなった
・「お先にどうぞ」と言うようになった
・「調和」を知るようになった
元々この四則和算は「大和算(やまとざん)」という名前だったらしいのですが、大和算ややまとことばには、それを使う人の性格をも変えてしまう大きな力があるようです。

光吉さんのお話を聴きながら強く感じたことは、とかく「日本人の弱点」だと言われがちな「曖昧さ」こそが、我々の最大の武器であるということ。
数学や物理、コンピューターの世界ならいざ知らず、我々が生きているこの3次元世界には、そこかしこに曖昧なものが溢れています。
全てが曖昧だと言っても過言ではないくらいに。
それらを「善か悪か」や「○か×か」で区別しようとする「二元論」には本質的に無理がありますし、特に我々日本人には向かないですよね。

「世界に合わせるのではなく、世界が日本を追ってくるようにすれば良いじゃないか!」
「地球すべてを大和にする!」
と言った光吉さんの力強い言葉からは、こんな世知辛い時代の中でも未来への希望が感じられ、とても嬉しかったです。

一番聴きたかった「お金に色を付ける」というお話に関しては、
・人々のそもそもの評価軸をひっくり返す
・その人の声から道徳関数を読んでお金と紐づける
と言うような解決策が示されていましたが、この辺りは今後も光吉さんと連携しながらいろいろと進めて行ければと思っています!!
(ここだけスライドの写真を掲載しときます)

光吉さんのお話が私の想いとシンクロしまくっていた為、今回の報告は全然話が纏まっていません。
悪しからずご了承くださいませ。

改めまして、とてもお忙しい中に2時間半に渡って貴重なお話を聴かせてくださった光吉さん、そして新年早々全国からお集まりいただいた皆様、昨日も本当にありがとうございました。

来月もまた東大の先生をお招きし、次は哲学について学びたいと思っています。
2月もお楽しみに!!