終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

『ニュージャポニズムと時空の秘密』

2022年12月19日(月)14:00~
【第91回】講師:はせくら みゆき 先生

ANNOUNCEMENT

古賀Facebookより

【第91回AT-1告知】
令和4年最後となるエンジェル寺子屋一番館(AT-1)の募集を開始します!
開催日は令和4年12月19日(月)で、講師には"ミラクルアーティスト"はせくら みゆき先生にお越しいただきます。

みゆきさんとのご縁はまだわずか半年にも満たず、実際にお会いした回数もたったの3回とかなのですが、既にみゆきさんは私にとって偉大な師匠のお一人です。
作家や画家としても大変にご活躍でいらっしゃるのですが、いわゆるスピリチュアル的な能力や知見も抜群なものをお持ちで、本当に文字通り"奇跡の人"です。

8月の頭に矢作さんからみゆきさんをご紹介いただいた際には、矢作さんそっちのけで都合8時間近くもほとんど二人で話してましたし(笑)、9月の幣立ツアーの際には私に「お頭」の称号を与えてくださいましたし(笑)、その後も事ある毎にやり取りをさせていただいております。

今回は、そんなみゆきさんから『ニュージャポニズムと時空の秘密』と題してお話しいただきます。
現時点では私もどんな話になるのか想像もできていませんが、みゆきさんからは「ジャポニズムからニュージャポニズムへ至る話を西洋美術史を学びながらさらりと」ですとか「知性と感性、直感を磨く新しい時代の経営者に向けてのお話です」等のメッセージを頂いております。
当日の前に一度お食事に行きますので、私もしっかりと予習しときます!!

今回は今年最後ということで、懇親会は少しオシャレなレストランにて《AT-1忘年会》も兼ねてやりたいと思ってますので、ぜひそちらも楽しみにしていてください。

SEMINAR REPORT

セミナー議事録

《管理人の独り言》

2022年最後のAT-1にご参加いただきまして誠にありがとうございました。
今回は9月の弊立ツアーにも特別ゲストとしてご参加いただきました、はせくら みゆき先生にご登壇いただきました!

テーマは『ニュージャポニズムと時空の秘密』
まずはジャポニズムとは何かを知り、日本的感性や美的意識を自覚する。
日本美術や文化が“ジャポニズム”として西洋人に好まれ、特に浮世絵はモネやゴッホといった有名な芸術家たちに大きな影響を与えていたことを初めて知りました。
中でも日本的感性「空間の美」については、とても興味深く拝聴いたしました。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」は意識の対象は人物であるという“人物メイン”で描く西洋的感性。
それに比べて葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」は空間と同時に対象物(人やモノ)を捉えているという“空間と人(モノ)両方”を描く日本的感性である。
日頃、我々が大切にしている気配・佇まい・振る舞いといった空間性は、無意識に空間を把握することができる日本人の特徴であり、縄文の意識(=全体の中の我だと知っている)へと繋がっていること教えていただきました。
ジャポニズムの元となるのは日本人の精神性。かつての日本人(我々の祖先)がどれだけ高い精神性を持っていたかを再認識いたしました。

ニュージャポニズムとは日本人としての誇りと自信を取り戻し、“ひのもと”日本人の役割を身を持って示していくことである!
私は日本人としての誇りと自信を取り戻すために、これからも皆さまと一緒に学んでいきたいと思います。

今年は経済〜精神世界まで幅広く学ぶことができました^^
どの講話にも共通していたのは“我々は激動期、変えていける時代に生きている”というポジティブ思考だったように思います。
迎える新年も皆さまと共に学び、活動できる一年にしたいと思っております。

2023年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

《セミナー・懇親会風景》










《参加者みなさまのご感想》

・日本の文化が改めて世界の何歩も先にあったことが理解できました。実際現代のアニメも世界から愛されてることが納得しました。それと同時にその文化を消そうとしている勢力もあると改めて感じました。

・多方面にわたってのみゆき節、最高です。特に、ゴッホやルノアールがあんなに「日本大好き」とは思いませんでした。また、縄文からの意識を取り戻す大切さを再認識。

・日本人であることは素晴らしいことなんだと知りました。空間の美、空間把握能力のお話が印象的でした。日本語も宇宙語であること、五十音や漢字に対しても全く価値観変わりました。

・日の本の国に住む人、日本人がどのような役割を持っているのか、わを持って全てを包み込み、新たな世界を切り開いていく、そういうメッセージを頂きました。前回の幣立ツアーの際もそうでしたが、我々が普段感じている事象に言葉を与えて頂き、それが実践に結び付けられる気づきを頂けて本当にありがとうございます。

※たくさんの中のほんの一部になりますが、抜粋して掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

《古賀Facebookより》

【第91回AT-1報告】
昨日の令和四年最後のAT-1には"ミラクルアーティスト"である「みゆき殿」こと、はせくらみゆき先生をお招きし、『ニュージャポニズムと時空の秘密』と題してお話しいただきました。
更にはスペシャルゲストとして、9月に幣立ツアーをご一緒した矢作さんと由美さんにもお越しいただきました。

作家であり画家であり、スピリチュアルに長けていながら物理や科学にも明るいみゆき殿のお話は、多分に精神世界の内容を含みつつもしっかりと科学的な根拠もあり、言ってみれば「地に足の着いたスピリチュアル」のような印象でした。
そのため、こちらも右脳と左脳の両方をフル活用させながら聴かねばならず、お話についていくのがなかなかに大変でした(笑)
(とは言うものの、私も何割くらい理解できたのかは未知数ですが、、、)

幕末明治の激動期、日本国内は開国やら攘夷やらでてんやわんやしていた裏で、実は西洋では空前の「ジャパンブーム」が到来していたなんてこと、ご存じでしたか?
モネもゴッホもルノワールも、みんな日本の浮世絵の影響を多分に受けていたようで、「当時のジャポニズムは西洋の文化を一気に100年進めた!」と言われているそうです。
「印象派」の語源は「印刷派」であり、絵画と言えば一点モノという概念しかなかった当時の西洋人にとって、印刷されたチラシに描かれている日本の絵の美しさは衝撃的だったとのこと。
しかも彼らを仰天させたこのチラシは、メインの商品である陶器を保護するための"パッキン"として使われていた、今で言う「梱包用の新聞紙」のような役割だったらしいです(笑)

当時の西洋では、文化や芸術と言えば王様や貴族のものであり、一般庶民にはとんと縁遠いものでした。
そして彼らにとって絵画とは、基本的に人間をはじめとした"対象物"を描くモノであり、それ以外はただの"背景"でしかありませんでした。
しかし日本には300年前から大衆芸術があり、浮世絵に描かれていたのはありのままの庶民の暮らしでした。
そして日本の絵には、"対象物"と同時に"空間"も描かれます。
この辺りが「空間を認識できる」という日本人ならではの昔ながらの特徴ですよね。
日本には「気配」「佇まい」「振る舞い」と言った言葉があり、だからこそ日本人は空気を読んだり、空間の中で自分の立ち位置を把握することが得意な訳です。

私達一人ひとりが、そんな日本人としての美意識をしっかりと自覚し、自信を持って世界に向けて発信して行くことを「ニュージャポニズム」とみゆきさんは定義されていました。
このニュージャポニズムの精神で世界に大調和をもたらして行くのが、我々日本人の大切なお役目ですね。

講話の後半は「やまとことば」について。
みゆきさんは「日本民族を表す言葉は"ワ"である」とおっしゃっていました。
和、輪、倭、等々。確かにそうですよね。
「"ワ"とは、良いも悪いも、異なる価値観のモノを合わせていく動的な力である」とも。

ワを作るには中心が必要で、それをマやミナカと呼びます。
ちなみに、団体の宛先に対して使う敬語である"御中"も"ミナカ"です。
そして"ヒ"とは、中心から立体的に伸びているモノや輝いているモノを指し、縄文の時代から我々はずっと、「お日様」に手を合わせる日の本の民でした。
昔の日本人は全てはヒから生まれたと考えており、そんな輝くモノを留めているのが"ヒト"です。

自然の在り様をあるがままに捉え、可聴域にして言語化したのがやまとことば(日本語)であり、みゆきさんは「日本語は宇宙語なのよ」ともおっしゃっていました。
我々が日常的に使っている「50音」は、世界最大の秘密の一つらしいですよ。

また日本には「つつむ」という文化や特性があり、これは「慎ましやか」や「包む」ということです。
日本古来の下駄や草履、着物、風呂敷などは、多少サイズが違っても対象物を「包む」ことができます。
このように、日本では多少違っていても包み込むことができるのに対して、欧米は分ける文化です。
確かに、物事を「分け」れば「分かる」ようにはなるのですが、そのままではどこまで行っても分断は解消できません。

ちなみに「コツを掴む」という時に用いる"コツ"の漢字は"骨"らしいです。
日本の意識は「外から見える筋肉」ではなく、「外からは見えない骨」なんだそうです。
なるほど確かに。

対談ではまず紐を使ったワークをやりました。
すべての人間の意識は繋がっており、誰かの意識が大勢の誰かに影響を及ぼしていることを、身を以て体感しました。
やはり「想念が現実を作っている」んですよね。

「ま」である時間の概念についても深掘りしてみましたが、みゆきさん曰く「時は存在しない!」とのこと。
矢作さんも「あるのは中今だけですよ」とおっしゃっていましたが、私も最近ようやく、この辺りのことがなんとなくですが分かってきました。
とは言え、何度も「うんうん分かる。え?でもどゆこと??」みたいなリアクションを繰り返していたら、由美さんから「私と同じ所でつまずいててウケる〜!」って爆笑されてましたけどね(笑)

みゆきさんは「蕎麦屋でパスタが出てくる心配をする人はいないのに、現代人はみんなそういう心配をしているのよ」とおっしゃっていました。
「1ミリも心配をせずに信じれば、望む現実を手に入れることができる」らしいです。
頭ではなんとなく理解できるもののにわかには信じがたく、何度も疑ってみたり「頑張ります」と言ってはみゆきさんに叱られました。

ただ、私も何度か質問しましたしみゆきさんも強調されていたポイントは「日本が素晴らしいからと言ってそれ以外がダメな訳では全く無く、ここで選民思想の罠に落ちないように気をつけなさい」ということでした。
そして「信じれば良い」とは言っても、これはただぼーっと棚からぼた餅を待つのではなく、しっかりと努力を尽くした上での話。
すなわち、《人事を尽くして天命を待つ》ことがとても大切なんだとも教わりました。

その他にもたくさんお伝えしたいことはあるのですが、今回もかなり長文になってしまったので最後にみゆき語録をいくつかご紹介して終わりにします。
・縄文が根、平安が茎、江戸が花で、令和で実になる
・結んでいる紐はほどくこともできる
・日本人の曖昧さは武器である
・私達人間は元々完璧である
・気が枯れるからケガレ
・宇宙はいつも調和の方向に向かって生成発展している
・永遠なる未完成が完成形
・自信から自神へ
・どんなことが起きようが、宇宙は自分を潰さない
・我々が成すべきは、原点回帰と目醒め

という訳で、年末の慌ただしい時期に最高のお話を聴かせてくださったみゆき殿、そして全国からたくさんお集まりいただいた皆様、昨日も本当にありがとうございました。

皆様のおかげで、令和四年も無事に12回全てのAT-1を滞りなく開催することができました。
また来年以降も素敵な講師の先生をお迎えして続けて行く所存ですので、令和五年も引き続き谷岡、田端、古賀とAT-1をどうぞよろしくお願いいたします!!