終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

日本という国、世界におけるその役割〜バチカンの証言

2022年8月18日(木)14:00~
【第87回】講師:種田 光一朗 先生

ANNOUNCEMENT

古賀Facebookより

【第87回AT-1告知】
次回のエンジェル寺子屋一番館(AT-1)の募集を開始します!
開催日は令和4年8月18日(木)で、講師には一般財団法人日本文化事業団の代表理事であられる種田光一朗先生にお越しいただきます。
種田さんと私の出逢いは、わずか数ヶ月前。
FBのお友達が種田さんの記事をシェアされていたのがきっかけで、種田さんの存在を知りました。
それからいくつものとても示唆に富んだ記事を読ませていただいたり、その記事へのいろんな方のコメントに対する種田さんの丁寧な受け答えを拝見するにつけ「面白い方だなぁ」という印象を持ち、ついにはメッセンジャーでナンパを試みました(笑)
それからあれよあれよと会食にこぎつけ、今回のAT-1にこぎつけた訳です。
メッセンジャーでやり取りをしている中で、実は種田さんは過去にCGSにも出られていたということが分かり、それを見てみるとなんと「バチカン留学経験者」でいらっしゃるとのこと!
しかも日本人初どころか、異教徒として世界で初めてバチカンに留学をされた人であるという、とんでもないお方でした。
今回はそんな種田さんを講師にお迎えし『日本という国、世界におけるその役割〜バチカンの証言』と題して、種田さんからしか聴けない貴重なお話をたくさんしていただく予定です。
前回の丸さんの時もそうでしたが、今回も間違いなく「AT-1でしか聴けない話!」になるかと思いますので、ぜひお楽しみに!

SEMINAR REPORT

セミナー議事録

《管理人の独り言》

これまで私はバチカンという国について詳しく知る機会がありませんでした。
そのような中で留学経験者である種田先生ご本人から直接、バチカンについてお話しを聴けたことはとても貴重な機会でした。
バチカンでの枢機卿との出会いから、帰国後のエアメールでのやりとり。
恩師(枢機卿)との突然のお別れ。そして単身で海を渡ってバチカンへ。
種田先生の体験談は私にとっては映画の世界にも思えるようなお話しで興味深く拝聴しました。
バチカン図書館が所蔵する図書のデータ化をNTTデータが請け負っているというお話。
とてつもなく大きなプロジェクトが動いており、しかも重要資料の保存先を日本に!?
種田先生の幅広い知識とお話しのスケールが大きすぎて驚きました。

今回の講話でバチカンという国について少し知ることができました。
また、バチカンと日本との繋がりを知るきっかけを頂くことができましたので、これを機会に”日本の役割”について情報を整理して、引き続き考えてみたいと思います。

《セミナー・懇親会風景》





《参加者みなさまのご感想》

・バチカンというかキリスト教史からの視点で世界を見ることの大切さがわかりました。

・日本の皇室が欧州の王室にも関係していたりと、今までの常識といわれるものと違う内容が多々ありドキドキしてい聞いていました。

・お話しを聞いて良かったです。日本の世界に対する立ち位置がよくわかりました。バチカン図書館のアーカイブを日本が持つことにより、世界に対する優位性を得ることができ、核にも勝る力になるということに今後の日本の希望が持てました。

※たくさんの中のほんの一部になりますが、抜粋して掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

《古賀Facebookより》

【第87回AT-1報告】
昨日のAT-1では、一般財団法人日本文化事業団の代表理事である種田光一朗先生に『日本という国、世界におけるその役割〜バチカンの証言』というテーマでお話しいただきました。

前半は、種田さんとバチカンとの奇跡的なご縁の話。
私も以前に聞いていた内容ではありましたが、改めて伺っても感動しました。
20歳の時に訪れたバチカンで出逢った枢機卿と5年間も文通を続け、ようやくビザも下りて渡航準備が整った矢先に突然の訃報。
失意のどん底にいた種田さんでしたが、その後に届いた枢機卿からの人生最期の手紙に背中を押される形でバチカン留学へ。
その時の経験が、間違いなく今の種田さんを形作っている訳ですから、人の運命とは本当に分からないものですね。

そんな枢機卿から種田さんがかけられた言葉。
If you want to be international, you should be national.
もし国際人になりたければ、まずは自国をよく知りなさい。
本当にその通りですよね。

実は私、バチカンという国についてほとんど無知だったのですが、種田さんのおかげで少しだけ知ることができました。
全世界に16億人とも言われるカトリック教徒の総本山。
現時点で16億の人口を抱える国家は存在しないので、面積としては世界最小のバチカン市国ですが、もしかしたら世界で一番影響力のある国なのかもしれません。

そんなバチカンの国立図書館?には、これまでの数百年で世界中に散った宣教師達からの情報が一手に集まるため、その情報量はダントツの世界一。
設置されている書棚を縦に並べると、その総延長は14キロメートルにも及ぶとか、、、
その莫大な書籍をデジタル化するという途方もなく巨大なプロジェクトが進行し始めているのですが、実はそれを請け負っているのが日本のNTTデータであり、それを仕掛けたのが種田さんだったとのこと!
種田さんのこれからの使命の一つは、「この何百年もかかるであろうプロジェクトを上手に軌道に乗せ、世界遺産以上の価値のある"情報"を日本人の手で管理、継承することで、日本という国が世界の中で揺るぎない立場を取れるようにすること」だそうです。
スケールが大きいです!

後半では、元首相の暗殺事件と中共の関係、統一教会(というよりも国際勝共連合)の実態、日米合同委員会や横田空域の話、日本の皇統とヨーロッパ王室との関係、北朝と南朝の秘密(なぜ北朝系であるハズの現皇統の皇居に楠公の像があるのか?)等々、とても興味深い話をたくさん聴けました。
種田さん曰く「キリスト教会史を勉強すると初めて世界史が見えてくる」とのこと。
私はまだまだ不勉強ですが、確かにその通りですよね。

これも知らなかったのですが、1952/4/28に発効したサンフランシスコ講和条約は、当初に設定された60年という期限を迎えたために実は2012/4/28に失効しているとのこと。
ということは、日本はもう「東京裁判史観」や「WGIP」に気兼ねすることなく、「先の大戦の目的は決してアジアの侵略などではなく、我が国の防衛と欧米列強の植民地にされていたアジア諸国の解放のためであった!」と堂々と胸を張って言ってもアメリカから文句を言われないハズなんですよね。
ただこれも、上島さんが前におっしゃっていた書籍における「事前検閲⇒事後検閲⇒自己検閲」の流れと同じで、我々が勝手に自己検閲しちゃってる状態なんですよね。

種田さんは「これからは間違いなくパックス・ジャポニカの時代が来る!」とおっしゃっていましたし、私もそう思います。
というか、そうならないと今回の人類の文明は終わってしまうと。
そのために、我々日本人に課せられた役割は本当に大きく、その分責任も重大です。
種田さんのお話を伺いながら、日本人としての誇りと同時に、大きな責務も感じさせていただきました。
眠っている場合じゃないですよね!!

改めまして、お忙しい中に沢山の特別な情報を伝えてくださった種田さん、そして足下の悪い中に全国からお集まりいただいた皆様、昨日は本当にありがとうございました!

先日告知させていただいた通り、来月は矢作さん、はせくらさんと行く幣立神宮ツアーです!
多くの皆様のご参加をお待ちしております!!