終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

興味関心主義、だから経験、だからエクスペリエンス

2017年8月24日 (木) 14:15~
【第29回】講師:西村 琢 先生

ANNOUNCEMENT

古賀Facebookより

【第29回AT-1告知】
エンジェル寺子屋一番館(AT-1)、第29回の募集を開始します!
次回は8月24日(木)で、講師にはソウ・エクスペリエンス株式会社 代表取締役の西村 琢先生にお越しいただきます!

西村さんは若干36歳ながら、いま世の中でものすごく注目されている社長です。
「体験ギフト」という新しいカテゴリを切り拓きつつ、「子連れ出社」という今とてもホットなチャレンジにも取り組まれており、今年の1月にはカンブリア宮殿にも出演されています!
具体的な数字は差し控えますが、2016年度の年商は昨対で3倍以上にも増えたとか、、、
今年はもっと伸びているようです(≧∇≦)

直接お話をしていても発信される文章を読んでいても、西村さんからはとにかく地頭の良さをビシビシ感じます。
この頭のキレと独自のセンス、世界観を持ってすれば、彼とこの会社は数年以内に間違いなく日本で相当有名になっていますので、会っておくなら今のうちですよ(笑)

今回はそんな西村先生をお迎えし、『興味関心主義、だから経験、だからエクスペリエンス』と題してお話いただくのですが、話題の「子連れ出社」の現場を見よう!ということで、目黒のソウ社を見学させていただきます!!
30分ほどの会社見学の後、駅前の会議室に移動していつも通り講演・対談、そして懇親会の流れとなります。
ビジネスのヒントを得るのはもちろん、子連れ出社を検討されている方にとってはものすごく貴重な機会ですので、ぜひご参加ください!!

そして今回は場所が目黒ということで、懇親会にはスペシャルゲスト(大人1、幼児1)が来るかも、、、(笑)

SEMINAR REPORT

セミナー議事録

《管理人の独り言》

昨日は猛暑の中、お集まりいただき、ありがとうございました!
昨年の5月AT-1石坂産業さん以来の会社見学でしたが、職場環境の見学や社員の方とお話できる機会はとても貴重だと改めて感じました。
自然と色々な感情が芽生え、脳もフル回転!
40分ほどの見学でしたが、刺激をたくさん頂きました。

「子どもたちがいることで、社員同士のギスギス感がなくなりとても雰囲気が良くなったような気がしている」とセミナー会場へ移動する道中で西村先生がおっしゃっていましたが、“やらされ感ゼロ、とても良い雰囲気”だなと私も見学中に感じていました。

特に若い世代が多く働く職場では、結婚・出産後も女性が働くというイメージがなかなか湧かず転職してしまうケースも多いように思います。
実際に私が22~26才まで働いていた職場(接客業)では、独身で休み返上、フルタイムでバリバリ働く憧れの先輩はいましたが子育てと両立をしながら働く方はいなかったので、5年後も10年後も変わらなく働けるかという不安を感じている女性が周りにいました。
子連れ出社がこれだけ注目を集めているということは、まだまだそうではない職場が多いことが現実なので、今回の見学を機に少しでも子連れ出社OKが増えていけば良いなと思いました!

また、セミナーでは3つのキーワードと体験ギフトについてお話いただきました。
3つのキーワードの一つ「興味関心主義」のお話が印象にのこりました。
“興味があるかないかで全然違う”“熱中できる何かがあると有利” 人に対しても、モノや出来事に関して興味が持てない、持たない人が多いなと最近よく感じていましたので、とても刺さりました。
何事もまずは興味を持つことから始まると改めて思いましたので、ソウ・エクスペリエンスさんの“体験ギフト”を早速贈ってみたいと思いました♪
体験ギフト⇒ https://www.sowxp.co.jp/

《管理人Memo》

■興味関心主義
“興味”があるかないかで全然違う。
好き嫌いや、得意不得意など、自分のことであっても(自分が)どう反応するかはその状況に身を投じてみないと分からない。自分も他人もそれは変わらない。
今の時代、興味があればインターネットですぐに検索することができて、どんどん世界を広げていくことができるので、興味がある人とない人との差はどんどん広がっていく。“熱中できる何か”がある人は今まで以上に有利である。
だから色々なものに触れる機会をつくることが非常に大切である。

【SowExperience・体験ギフト】
“熱中できる何か”は経験を通じてしか獲得できない
⇒体験・経験、エクスペリエンスを提供する事業を営んでいる。

■リーダーシップとフォロワーシップ
リーダーシップ(第一声をあげる人)は過大評価されて、フォロワ-シップ(それをサポートする人)は過小評価されていると感じることが多いが、本当はそうあるべきではない。
なぜならば一人で出来ることは限られているからである。
リーダーが声をあげるだけではダメで、フォロワーがリーダーの仲間となりサポートすることで初めて物事は成立する。どちらも大事、欠かせない存在である。
リーダーシップ>フォロワーシップではなく、お互いを賞賛するほうが大きな結果を得られると思う。
両者が対等である(お互いを尊敬する)という文化が根付けば、当たり前のように誰でも提案しやすくなり、それに対してすかさず誰かが手を差し伸べることができるようになる。
リーダーは特定の限られた人ではなく、誰でもなれる。“提案(問題提起)と解決”このやりとりのスピードが速いほうが会社としても強くなる。

■Yes is more
まずは「Yes」と言おう。
信頼する仲間の意見や提案をまずは受け入れて、否定せずに肯定する。
ベースにあるのは、自分の本能や本心に対して「Yes」と言うこと。素直で正直になる。
そもそも自分の本心がわからないので、その都度、感じるままに素直に従える人が一番強いのではないかと思っている。

~まとめ~
『興味関心主義』で見つけた放っておけないことを『リーダーシップ&フォロワ-シップ』で(人を巻き込み)プロジェクト化し『Yes is more』で次から次へと実行していく!

■働き方
【子連れ出勤OK】
5~6年前から、自分の子どもを職場に連れてきていたので認めているというよりは自然と違和感なく成立している。
子連れで働く社員(男女問わず)が日々数人いる。(平均2人/日)
優秀な人材を雇用しやすく、出産や子育てを理由に辞めていく社員が減ったので離職率が低いのが“子連れ出勤OK”の大きなメリットである。

【副業】
子連れ出勤と同様に禁止していない。
仕事さえ遅滞なく進めば何でもOK。
社員それぞれの「何がしたい」を一番大切にしたいと思っている。

【産休育休】
女性はもちろん、男性も取得できる。
復帰も大歓迎、時短勤務ももちろん対応する。
すべては本人の希望次第である。

すべてに対して良い事をしようと思って実行しているわけではなく、「こうすれば明日を乗り越えられる」「こうすればより良い形で明日を迎えられる」というサバイバル精神である。あらゆる希望に対して“YES”と言ってきた結果、多様性に富んだ組織になると思っている。

《セミナー・懇親会風景》







《参加者みなさまのご感想》

・楽しそうに自主的に働いている印象でした。私も入社したくなりました。子どもがいない人にとって、子どもと接する機会ができ、良い環境と思いました。

・素敵なオフィス、お話どおり、子どものいる職場は何も特別なことではないというのが印象でした。企業の中にさらなる社会があり、その子どもたちがどう育っていくのか期待でいっぱいになりました。

・西村さんがかもし出す「文化と風土」、それを体現する社員さんが生み出している集団的自己効力感でしょう、素晴らしい!!

・テレビで見たときのイメージとは違ったので、実際に見学ができて良かったです。

※たくさんの中のほんの一部になりますが、いただいた感想を掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

《古賀Facebookより》

【第29回御礼】
昨日は猛暑の中、29回目のAT-1でした。
まずは目黒にあるソウ・エクスペリエンス社を訪問し、子連れ出社の現場を見学しながら社員さん達のリアルな声を聞きました。
社長曰く、このような環境は"良いことをしよう"と思ってやってきた訳ではなく、"サバイバルの結果"であるとのこと。
優秀な社員に長く勤めてもらうには?
また新たな優秀な社員にたくさん来てもらうには?を考えながら、現場で改善を繰り返して今の形に落ち着いたとおっしゃっていました。

それから駅前の会議室に場所を移し、いつもの講演&対談。
講演は1時間弱のコンパクトにまとまったものでしたが、社長の哲学からソウ社のビジネス概要、子連れ出社の中身まで、とても凝縮された素晴らしいお話でした。

西村さんが大切にされている考え方の一つが"YES is more"。
信頼するメンバーからの提案であれば、なるべく門前払いをせずに可能な限りYESで受け入れながら会社経営やプロジェクトを進めておられ、結果的にすごくうまく回っているそうです。
リーダーシップとフォロワーシップのお話も印象的でした。
世間では何かとリーダーシップばかりがもてはやされがちですが、フォロワーがいてはじめてリーダーも成り立つ。
リーダーは言いだしっぺ、フォロワーはそれを実行したりサポートしたりする人。
こういう概念で捉え直すと、今の時代においてはどちらかというとフォロワーシップこそがとても重要な鍵を握っているような気もしました。
クラウドファンディングなんかまさにそうですよね。

最後に西村さんを総括すると、私の印象では「これからのあるべきリーダー像」でした。
古くて新しい、次世代のニューリーダーとでも呼ぶのでしょうか(笑)
自然体でゆる〜い雰囲気を持ちつつも、実際は読書をはじめたくさんの"エクスペリエンス"を積まれ、自分の哲学をしっかり持っている。
メンバーの独自性を尊重しつつも、同じベクトルに向かってしっかりと導いて行く。
世間でもよく言われるピラミッド型ではなく文鎮型の、いわゆる"ルフィ的"なリーダーの実物を垣間見た感じでした(笑)
何人かの方がおっしゃっていましたが、彼とこの会社、近々大化けしますよ(≧∇≦)

会社見学と講演を快く引き受けてくださった西村さん、猛暑の中ご参加いただいた皆様、昨日は本当にありがとうございました(^o^)

来月は記念すべき30回目!
次回も出路さんと言うとっても素敵な講師にお越しいただきますので、ぜひまたいらしてください!!