終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

「25年の経営で学んだこと〜世界の流れから私たちのあり方まで」

2021年5月26日(水)14:30~
【第72回】講師:赤尾 由美 先生

ANNOUNCEMENT

古賀Facebookより

【第72回AT-1告知】
エンジェル寺子屋一番館(AT-1)、第72回の募集を開始します。
開催日は5月26日(水)で、今回はアカオアルミ株式会社の取締役会長であられる赤尾由美先生を講師にお迎えします!

赤尾さんはここ数年ずっと、あの矢作直樹先生の補佐役を務められており、おそらくこの世で最も矢作イズムを知り尽くしている方です。
その関係でこれまで私も、矢作先生も含めて何度もご一緒させていただいており、2年半前の皇居勤労奉仕もお二人とご一緒しました。
そして、数寄屋橋交差点での辻説法で有名な赤尾敏さんの姪っ子でもあり、正真正銘の保守の考え方をベースに、敏さん譲りの軽快な語り口調で世の中の悪をバシバシと斬っていく様は、聴いていてとても痛快です。
実は赤尾さんは第63回講師の河添恵子さんとも大の仲良しで、過去に3人で食事をした際にはお二人のパワーに圧倒されっぱなしだったのを覚えております。

一方で下記のプロフィールにもあります通り、経営者であったお父様を早くに亡くされ、30歳の右も左も分からない状況で後を継がれてから、なんと100億の借金を返済されたという実績をお持ちの超敏腕経営者でもいらっしゃいます。

今回はそんなチャキチャキの江戸っ子の赤尾さんを講師にお招きし、「25年の経営で学んだこと〜世界の流れから私たちのあり方まで」と題して、経営から日本のこと、そしてコロナやDSに至るまで、様々なディープなお話を聴かせていただこうと思っております。

SEMINAR REPORT

セミナー議事録

《管理人の独り言》

昨日もお忙しい中ご参加ありがとうございます。
残念ながら、緊急事態宣言再延長が濃厚ですが、、、
そんな中にも関わらず、今回もほとんどの方に懇親会までご参加いただきました♪
お酒を飲みながら「Youは何しに地球へ?」を熱く語り合う(笑)
本当に最高の時間でした^^

経験や知識で武装することもなく、まさに“ありのまま”の等身大でお話してくださいました最強ウーマンの赤尾由美先生。
お父様を亡くして、右も左もわからないまま突然経営の道に進んだご経験。
目の前の試練に一生懸命挑んでこられた赤尾先生だからこそ伝わるメッセージが沢山あり一つ一つが心に刺さりました。

選択権は自分にある。どんな選択肢を選ぶかはその人の自由。
“やる”か“やらない”の二択なら“やらない”を選んでも良い。
大事なことは“やらない”ということを自分で選択したということ。

他人をジャッジしない、比較しない。誰かと自分を比較しない。

精神的にも経済的にもいろんな意味で“自立”をする。

相手に向けた指を自分に向けることができる強さ。
簡単に真似できることではありませんが、“本当の強さとは何か”の自分なりの答えが見つかったような気がしました。

来月6月はむすびの里、8月は知覧ツアーを開催します。
こちらにもぜひご参加いただければ幸いです!

《セミナー・懇親会風景》





《参加者みなさまのご感想》

・このコロナ禍でメディアの信頼が全くなくなりました。メディアは何を目的としているのか、、、また自分の情報ソースはこれからどうしていけば良いかを考えています。

・経済的に自立していると思っている人は居ても、それは(自立ではなく)自活だと思っています。本当の意味で自立している人はそんなにいないと思います。

・死生観をしっかり持つことが大切だとのお話をいただき有り難うございます。自分が死んだ時に何と言われたいか。自分が納得できる死を迎えられるか。 どう生きるかを改めて考える機会をいただきました。

・明朗快活で屈托のない話し方がとても印象的でした!

※たくさんの中のほんの一部になりますが、いただいた感想を掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

《古賀Facebookより》

【第72回AT-1報告】
月火の未来創造合宿から連続で、水曜日は第72回のAT-1でした。
アカオアルミ(株)会長の赤尾由美さんを講師にお迎えし「25年の経営で学んだこと〜世界の流れから私たちのあり方まで」と題して、実体験に基づく生々しい経営のお話から、今回のコロナ騒動、世界秩序の仕組み、地球の歴史、そしてスピ系の話や人としての在り方に至るまで、幅広いテーマを存分に語っていただきました。
全編バリバリの赤尾節で、随所に辛口なコメントも挟みつつ、ユーモア溢れるとても痛快で楽しいお話でした。

前半は経営のお話。
お父様の急逝により、若干31歳で突然社長に就任された赤尾さん。
経営のことはおろかアルミのことも全く分からず、生後1カ月の乳飲み子を抱えた新米社長が引き継いだのは、11の関連会社に12人の取締役がいて、売上は連結で60億くらいなのに100億の借金がある会社。
引き継がれた当時はそれなりに資産も多かったので特に困ることも無かったらしいのですが、長引くデフレで徐々に資産も目減りしていく状況にも関わらず、最終的には100億もの借金を完済されました。
ご本人は「私は何もできないのでただひたすらケチと能力主義に徹しただけですよ」と謙遜なさっていましたが、それはそれは並々ならぬ汗と涙と努力があったことと推察されます。

亡きお父様から経営を引き継がれてからの15年は、ご本人が「溺れながら」という表現を使われるほど必死になって頑張っておられたそうです。
しかしある時、とある方に「あなたは経営者として"やる"と"やらない"の2枚のカードから好きな方を選んで良いんですよ」と言われたことでハッと目が覚めたとのこと。
それまでは他責による"やらされ感"の中で「それでもやるしかない」と歯を食いしばってやってきたけれども、「自分で選んで良いんだ!」と気付いて「だったら私はやりたい!」と思われたところから、自責思考でご機嫌に生きられるようになったそうです。

後半はどちらかと言うと、いわゆる陰謀論系やスピ系のお話がメイン。
ちなみにアカオアルミは"スピ系製造業"を目指しているらしいです(笑)

「子供は親を選んで生まれてくる」とはよく言われていますし私もそう思っていますが、なぜその親を選び、何をするためにこの世に生まれてきたのか?
赤尾さんの言葉を借りれば「youは何しに地球へ?」という問いがとても大切だと思うんですよね。
私の場合は、このAT-1の元となった"チャンスと承認のエンジェル"というミッションがあるのですが、最近ではもう少し大きく飛躍して"愛と調和"ということを意識し始めました。
チャンスを調和に、承認を愛に置き換えられるのかな?と感じています。
懇親会では、私の方から一人ひとりに「youは何しに地球へ?」と問いかけて、とても盛り上がりました。

この地球上に存在する人間は、例外なくいずれ必ず地球服を脱ぐ(死ぬ)訳で、その脱ぎ方やタイミングは人それぞれ。
そして地球服を脱ぐ(魂が肉体を抜ける)時に、今回の人生を他者(神様)目線でレビューするのだそうです。
この時に恥ずかしいとか申し訳ないとかいう想いをしないような人生を送っていかなければいけませんよね、、、

こうして書いていると長くなりそうなので、赤尾語録をいくつかまとめます。
・政治家は国家のために死ぬ覚悟でやれ
・自分に集中して他人と比較しない
・強い人ほどご機嫌に生きている
・日本人は死生観を取り戻せ
・人をジャッジしない
・親の一番の仕事は、子供に立派な死に様を見せること
・他者への正義感は二項対立を生む罠
・三角形のウシハクから丸のシラスへ

最後に赤尾さんが「これからの時代の生き方」として、はせくらみゆきさんという方の言葉を紹介されました。
「のびやかに かろやかに あなたのままに」
この最後の"あなたのままに"が「youは何しに地球へ?」に繋がる部分かと思いますが、赤尾さんの場合は「おもしろおかしく」ということらしく、まさにそのまま体現されていました。
あなたにとっての"あなたのままに"はなんでしょう?

改めまして、ユーモア溢れるとっても素敵なお話をしてくださった赤尾さん、お忙しい中に全国からお集まりいただいた参加者の皆様、一昨日は本当にありがとうございました。
最近は体験型や未来創造合宿等のスピンオフ企画も増えてきたAT-1ですが、今後も皆さんと楽しく学ぶ"場"を提供すべく、私もなお一層精進して参ります。
また来月以降も、ご都合の合う方はぜひご参加ください。