終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

「コロナ危機と第二次世界恐慌 その先の未来を読む」

2020年9月24日(木)14:30~
【第64回】講師:三橋 貴明 先生

ANNOUNCEMENT

古賀Facebookより

【第64回AT-1告知】
エンジェル寺子屋一番館(AT-1)、第63回の募集を開始します!
開催日は9月24日(木)で、今月は株式会社経世論研究所の三橋貴明先生を講師にお迎えします!!

AT-1に三橋さんをお呼びするのは今回で3度目。
私は5年ほど前からずっと三橋さんの塾を2つ掛け持ちして学ばせていただいているのですが、"MMT"や"GDP三面等価の原則"等の経済理論は元より、皇室のこと、日本の政治のこと、日本や世界の歴史、グローバリズムとは?等、本当に幅広く様々なことを学ばせてもらっています。

今回はそんな三橋さんをお招きし「コロナ危機と第二次世界恐慌 その先の未来を読む」と題して、この終わりの見えないコロナ騒動が、今後国内外の経済に与える莫大なインパクトについてお話しいただく予定です。
更にはちょうど政局が動くタイミングでもありますので、そのあたりのことも対談で突っ込んだお話を聴き出せればと思っています。
ご本人曰く「私が政局を語ると必ず外れる!」らしいのですが(笑)

SEMINAR REPORT

セミナー議事録

《管理人の独り言》

20名を超える参加者皆様のおかげで大盛況となりました。
講師にはAT-1講師としては3回目となる三橋先生!
今回は三橋ファンと公言される方が多数いらっしゃいまして、小学生のキッズまでもご参加くださいました(^^)♪

三橋先生が冒頭におっしゃっていました。
「自分で考える」ということをしようとした時にメディアや誰かの影響を受けていることが多々ある、と。

◎「自分で考える」ためのヒント
正しいか正しくないかは環境によって変わる。
絶対的に“普遍的に正しいことはない”。
だから簡単には結論を出さない。

古賀もよく言っております「信頼できる情報源」を持つことが大切である、と。
AT-1では古賀が信頼できると思う講師を今後もお迎えします。
今回ご家族で参加してくださった方がいましたが、
一人でも二人でも大切な方と一緒にご参加いただければこれほど嬉しいことありません!!
ぜひ、次回以降ご参加いただける際には大切な方と一緒にご参加ください。

《セミナー・懇親会風景》





《参加者みなさまのご感想》

・AT-1に参加させて頂くたびに思うのですが、「知らなかった」ではなく「考えたことなかった」なのだと。

・コロナがあったことで、実体経済や金融経済の話を聞いたり、自分なりに考えたりしていたが、こうやってしっかりとデータを見ながら講話を聞くことでこれまで以上に危機感を覚えた。もっと広い視野でこれからも学んでいかなければと感じました。

・「誰かの支出は誰かの所得」という考え方を理解することで経済の仕組みが分かり、すっきりしました。

・「自分で考える、数字から考える、簡単に結論を出さない!!」自分自身、最近情報過多になっているところに良い指摘を受けました。

※たくさんの中のほんの一部になりますが、いただいた感想を掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

《古賀Facebookより》

【第63回AT-1報告】
昨日のAT-1には、今回で3度目の登壇となる三橋貴明先生にお越しいただきました。
当日まで台風が心配されていましたが、蓋を開けてみればおかげさまでほとんど影響もなく、皆様の"氣"の強さを感じましたね。

「コロナ危機と第二次世界恐慌 その先の未来を読む」というテーマだったのですが、GDP三面等価の原則を含んだ実体経済と金融経済の話に始まり、貨幣論、MMT等々を挟んでからの恐慌の話に繋がっており、90分の講演の中に本当にたくさんの情報が凝縮されたとても素晴らしいお話でした。

まず導入部分で三橋さんがおっしゃっていたのは「普遍的に正しいモノなんてないよ!」というお話。
世の中のことを考えて行くためには、正義や正解は状況によって変わってくるのだ、ということを何よりもまず最初に認識しておく必要がありますよね。
「一番大切なのは、簡単に(安易に)結論を出さないこと!」ともおっしゃっていました。
私も少し耳が痛いです、、、

講演の内容は多岐に渡るのでここではなかなかご紹介しきれませんが、今回の"コロナ騒動"のような国家的に大きな問題に直面した際、三橋さんはいつも「国民を選別するもんじゃない」とおっしゃっています。
世間では『国家予算は税収を財源としており、当然ながら有限である』という考え方がまだまだ一般的ですが、この前提の下だと「現実的にしょうがないから助けられない人も出てくるよね」という話になります。
しかし実際は、(インフレにならない限り)政府は事実上無限に国債を発行できるのですから、すべての国民を救えば良いのです。
まだ日本に供給能力のある今のうちに。

今は選別している側にいる人も、いつ選別される側に回るか分からない。
こういう当たり前のモノの見方ができる人が日本にはあまりに少なく、これはひとえに《国家観の欠如》の問題であると三橋さんは憂えていました。
多くの現代日本人にはそもそもの国家観がないので、"国家"と"個人"という主体を分けて考えられない。
だから「政府の借金は国民の借金だ!」等といったチープなプロパガンダに引っかかってしまうのだと。
戦争に負けて日本人が失って(奪われて)しまった大切なモノの一つが《国家観》だということで、これからはそういうお話もたくさんしてくださるそうです。
経済の話も大切ですが、それよりもまずはこちらの方が今の日本にとっての最優先事項だと感じてますので、個人的にもとても期待しています。

対談では、
・マネーストック(銀行預金)とマネタリーベース(日銀当座預金)の間にある大きな「壁」の話
・マネタリーベースを増やしても、金利も上がらなければGDPも増えない訳
・銀行が貸し出すお金はどこから来るのか?
・お金とは何か?
・貨幣と通貨の違い
・金融政策と財政政策の違い
・なぜそれでも財務省は緊縮なのか?
・三橋さんの嫌いな陰謀論(笑)
等について、三橋さんと意見交換をしながら皆さんと一緒に学びを深めました。
もしご興味がある方は、参加された方に聞いてみてくださいね。
もちろん、私も答えますよ。

とある方のアンケートに『AT-1に参加する度に「知らなかった」ではなく「考えたこともなかった」なのだなぁと思います。』
と書いてあったのですが、これはとても嬉しい感想でした。
少しずつの草の根活動ではありますが、私がこうやって6年近くやっていることにもちゃんと意味があるんだなぁ、と感じさせてもらえました。

改めまして、毎回のことながらとても貴重なお話をしてくださった三橋さん、そしてお足下の悪い中に全国からお集まりいただいた皆様、昨日も本当にありがとうございました。
実は今回、一家5人でご参加くださった方がいらっしゃいまして、いよいよAT-1にも小学生がデビューしました!
しかも同時に3人も(笑)
本当にありがたいことです。

来月はいよいよ、あの有名な武田邦彦先生の登場です。
おそらくすぐに満席になってしまうと思いますので、参加を希望される方はぜひ私の投稿やメールをチェックしておいてくださいね〜。