終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

1日企業見学ツアー 「石坂流 おもてなし経営」

2016年5月18日 (水) 集合時間9:15
【第14回】講師:石坂 典子 先生

ANNOUNCEMENT

古賀Facebookより

次回は「大人の遠足」と称して会議室を飛び出し、所沢にある石坂産業株式会社様の一日企業見学ツアーを行います!
もちろん、いつものように石坂典子社長からの講話、対談の時間も設けております(^-^)

石坂産業様、そして社長のご紹介は上記のプロフィールに譲りますが、まぁとにかくものすごい会社、そしてものすごい社長です(≧∇≦)
石坂さんの工場見学ツアーは毎日大盛況ですが、直に社長のお話が聞ける機会はなかなかないと思いますので、ご都合の許す方はぜひ!
今回、割と定員は少なめですが(笑)

SEMINAR REPORT

セミナー議事録

《管理人の独り言》

昨日は「大人の遠足」ということで、会議室を飛び出しての企業見学&セミナーというAT-1初の試みでしたが、ご参加の皆様・石坂社長・石坂産業社員様のおかげで大盛況で終えることができました!本当にありがとうございました。

実際に稼動している工場や施設を見学させていただいた後の講話・対談ということで皆様から「とても充実した時間になりました」というお声を沢山いただきました。

これまでのAT-1でも議題にあがることの多い「社員教育・社内環境」という点でも非常に学ばせていただくことが多い貴重な機会となりました。
「自分達に出来る相手に対する思いやりが、結果として“おもてなし”であった」というお話もありましたように、社員一人ひとりが高い意識を持ってお仕事されていることを終始感じました。
お気づきの方もいらっしゃいましたが、講話・対談中に靴の汚れを落とし、整頓してくださるお心遣いには大変感動いたしました。
“謙虚な心 前向きな姿勢 そして努力と奉仕”前社長から受け継がれている経営理念を社外の人間が身をもって感じることが出来るという、本当に素晴らしい企業だと強く感じました。

《見学風景》









《参加者みなさまのご感想》

・工場内、施設内の美しさが予想をはるかに超えていた。

・見られる意識は好結果に繋がる実例を見ることが出来たのでやはり今後は店舗の見えるキッチン(調理場)化を進めていくことを決めた。

・事業規模は違えど、自社に展開できることが沢山ありました。

・座学だけではなく視察があると理解や感じ方が深まりました。特に今回は先に現場を見て、講話・対談だったので一つ一つの話が腑に落ちました。

・二代目ならではの苦労話は、多くの気づきを得ることが出来ました。

・経営者としての志しの高さ、仕事に対する情熱に同じ女性として大変刺激を受けたと同時に勇気をいただきました。

・工場内の整理整頓がされており、また社員一人一人が誇りを持って取り組んでいる姿がとても印象的でした。

・情報の共有、スピード、水平展開を全社員が把握できるようにされていることが改めて大切であると実感した。

※たくさんの中のほんの一部になりますが、いただいた感想を掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

《古賀Facebookより》

【第14回御礼】
本日はAT-1史上初!「大人の遠足」と題し、会議室どころか東京を飛び出して、埼玉は三富(所沢)の石坂産業さんへお邪魔して参りました。
五月晴れの最高の陽気の下、オリエンテーションに始まり工場見学、森の散策、手作り弁当の昼食からの講演、対談と来て、最後に石坂産業さんが運営されている寄り道の駅(道の駅のような施設)でのお土産購入と、盛り沢山の内容でまさに「大人の遠足」そのものでした(≧∇≦)

石坂産業さんは来年で創業50年、従業員数は約150名(平均年齢39歳)で4人に1人が女性です。
現社長が入社された25年前は従業員60名(平均年齢55歳)、ほとんどが男性という、いわゆる「産廃屋さんらしい産廃屋」だったそうです。

この会社の素晴らしさはもう語り尽くせないのでむかーしの私の記事(2件)とネットをご覧いただければと思いますが(笑)今では毎年1万人以上もの方が工場見学に訪れており、まさに「百聞は一見にしかず」で一度見学に来られることを強くオススメします。
本社社屋の壁に掲げてある数々の"勲章"が全てを物語っています( ´艸`)

石坂社長の講演、そして対談もとても学びの深いものとなりました。
石坂産業さんの経営理念は「謙虚な心、前向きな姿勢、努力と奉仕」。
これは現社長にバトンタッチされた後に創業者である前社長が作られた言葉です。
現社長も初めはなんだかしっくり来なかったものの、社長として14年経って改めてこの言葉の重みを感じられているそうです。
「先代が築き上げて来たモノを"壊す"のではなく"活かす"ことこそが後継者の役割」と語り、お父様であり創業者でもあられる前社長をとてもとても大切にされている石坂社長の姿に、日本の同族企業の真の強さを見た気がします。
娘が「理屈」や「正論」を振りかざし、創業オーナーへの敬意や気遣いを忘れてしまったどこぞの家具屋さんとは根本的に違いますね(笑)
現社長は、社長になられてから10年間"取締役社長"のお立場だったそうです。
それまでは単純に「信用されていないのか?」と感じられていたそうなのですが、いざ4年前に代表権を与えられた際、目の前に現れたのは「借入金の連帯保証」という現実でした。
(今では代表者の連帯保証は全て外れているそうです)
こういうところにも親子関係の機微が見て取れ、事業承継の一つの側面を勉強させてもらった気がします。
あと、これまでの自社の基盤整備と組織改革の中で本当にたくさんの苦節を味わって来られた石坂社長の名言。
「リーマンショックが軽く感じられたのよね」
深い、深すぎます。。。
他にも書きたいことは山ほどありますが、切りが無いのでこの辺で。

改めまして本日ご参加いただいた皆様、数々のおもてなしをしてくださった石坂産業の社員の皆様、そして貴重なお話を聞かせてくださった石坂社長、本当に本当にありがとうございました!!