終了致しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

言葉の魔術師からの贈り物~スポーツ現場に学ぶペップトークとは~

2016年4月14日(木)14:30~
【第13回】講師:岩﨑 由純 先生

ANNOUNCEMENT

古賀Facebookより

皆さんは"PEP talk"という言葉を聞いたことがありますか?
主にアメリカのスポーツ界で広く用いられている手法で、"試合で選手をフィールドに送り出す直前に行う、モチベーションや結束をグッと高めるための1?2分間の激励のショートスピーチ"のことです。
今回講師の岩崎先生は超一流スポーツトレーナーなのですが、先月講師の吉武さんのビジネスパートナーでもあり、日本におけるペップトークの第一人者でもいらっしゃいます。
ここ数年のペップトーク関連での講演数は実に年間250回ほど。
全国各地で本当に大人気の講師さんでして、私が以前に講演をお聴きした際は、しばらくスタンディングオベーションが鳴り止みませんでした(^-^)

今回はこの岩崎先生を講師にお迎えし、スポーツ界において多大なる功績を残しているペップトークを、経営や人生にいかに活かして行くか?といったテーマを中心にお話いただく予定です!
今回は2月からの「コーチング3部作」の完結編ですので、ぜひお見逃しなく(≧∇≦)

SEMINAR REPORT

セミナー議事録

《管理人の独り言》

2月からのコーチングシリーズ、おかげさまで大盛況で終えることができました(^^)
私が岩崎先生のお話を聞かせて頂くのは2回目になりますが、今回は一度目に感じた感動や心の震えがそれ以上のものでした。
岩崎先生のお話や発するパワーはもちろんのこと、集まって頂いた皆さまのポジティブフィルター(聞く側のフィルター)との相乗効果が大きかったと思います。
このような素晴らしい時間を共有させていただき、本当にありがとうございました。

「思考は現実化する」ということで、日頃からの「ポジティ語」、そして「ポジティブストローク」で周りの人を前向きにできる人間になりたいと思いました。

《管理人Memo》

■ペップトーク
選手、生徒、部下などを励ますのに監督やコーチなど指導者が試合前(本番前)に使う「激励のショートスピーチ」⇒“前向きな背中の一押し”。
ネガティブなイメージをする言葉を排除する。
(特徴)・短い ・分かりやすい ・肯定的な言葉を使う・魂を揺さぶる ・人をその気にさせる

■指導者たるや言葉の力を磨け
選手が日々の練習でスポーツの技術や体力を磨くように、指導者は言葉の力を磨く。

■ラポール(信頼関係)の重要性
相手を受け止め、相手との間に信頼関係を創り出すこと。信頼関係を成立させ維持する過程が大切である。

■イメージ力の強さ
目的語を先に言う。
「ミスをするな」と言われると『ミス』の印象が強く、『ミス』 をイメージしてしまう。
⇒相手にはポジティ語(※)で、可能な限り肯定的な表現に変換し、してほしいことを明確に伝える。出来ている部分を認め、出来ていない部分を成長ポイント(改善ポイント)として伝える。
※ポジティ語:ポジティブなイメージを引き出す言語。

■ペップトークの出来る相手
ドリームサポーター
⇒そこにいる人の普段の頑張りを知っている、好きな言葉を知っている、夢の実現や目標の達成を本気で応援するサポーターのこと。子どもにとっての親、生徒にとっての先生、社員にとっての先輩や上司、選手にとっての監督やコーチ、家族など。

■セルフペップトーク
自分への宣言。
自分に対して意識的に良い言葉を選んで言い続けることによって、意識や心の在り方を前向きに変えていこうというもの。お気に入りの短い言葉、名言、座右の銘など。困難に巡り合った時や強い目的意識を持った時などに自分に連呼する。
決して一つでなくて良い。潜在的な能力や可能性を引き出すと言われている。

《セミナー・懇親会風景》







《参加者みなさまのご感想》

・素直に感動しましたのひとことです。

・指導者(経営者)は言葉の力を磨け!!そのために学びこれからの取り組みに活かしたいと思います。

・普段あまり感動しないのですが心臓を手でギュっとつかまれたような感動をおぼえました。

・日常と全く違う脳の使い方が出来ました。

・無意識にいつもプッペトーク使っていたので、ペップトークを意識して使っていきます。

・言葉の力の大切さ、人に感動を呼び起こさせ、勇気を与えチャレンジに立ち向かう気力を湧かせることを実感することができました。

・アットホームで笑いがあり楽しかったです。

・ペップトークを会社に持ち帰り実践できるように勉強したくなりました。

※たくさんの中のほんの一部になりますが、いただいた感想を掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

《古賀Facebookより》

【第13回御礼】
昨日は2016年度一発目、第13回のエンジェル寺子屋一番館でした。
講師の岩崎先生は日本におけるペップトークの第一人者であるのみならず、日本のトレーナー界を作り上げてきたパイオニア、そしてストレッチポールという器具の開発者として「3つのナンバーワン」をお持ちで、まさにAT-1にぴったりの先生でした。

ペップトークとは「前向きな背中の一押し」であり、最大の特徴は「相手の"今"という全てを受け容れ、承認した上で相手にできることだけを言葉にする」ことです。
アスリートが日々"体力"や"技術"を磨くのと同じように、指導者や経営者は"言葉の力"を磨きなさい!という言葉にはシビれました(≧∇≦)
なりたい自分になるためのセルフペップトークを改めて考えてみようと思いました。

他にも
・「褒める」と「認める」は違う
・傾聴力と斟酌力
・失ったものを数えず、今あるものでベストを尽くす
・「勝ち」は進歩を妨げることがある
などなど、たくさんの学びをいただきました。

岩崎さんの講演を聴くと「この方はイメージさせる天才だなぁ」と毎回感じます。
話の構成や伝え方、抑揚が本当にお上手で、聴いている側がとても感情移入しやすいので、いつも笑いや涙にあるれるセミナーになります。 昨日も何度も泣いてしまいました(>_<)

改めまして、お足元の悪い中にお集まりいただいた皆様、素敵な会場を提供いただいた佐藤社長ならびにNPCの皆様、そして講師の岩崎先生、昨日は本当にありがとうございました。
来月以降も引き続きよろしくお願いいたします!!